AMDDのコンプライアンス姿勢

会長メッセージ

AMDDは、大切な人びとの健やかな日々のために、価値ある医療テクノロジーと情報を届けることを使命としています。工業会として会員企業を代表して行う提言や活動は、患者さんを始めとするあらゆるステークホルダーからの信用・信頼が不可欠な基盤となります。

コンプライアンスはAMDDとその会員企業にとって、必ず遂行しなければならない基本であるととらえています。法令順守はもちろんのこと、時代に即した高い倫理観と透明性に基づいた行動によりコンプライアンスが強化され持続するよう努めていきます。

信用・信頼を得るためには、「患者さんを最優先に考える」ことを念頭に置くべきです。患者さんのためになるかどうかをもって日々の行動を判断することは、コンプライアンスの基本理念を支える根幹になると考えます。

AMDDは医療産業界における研究や技術革新においては、高い倫理観に基づいてなされる研究や技術革新を支持していきます。またAMDDと会員企業の行動は中立性と倫理性にもとることのないよう、常に客観的な視点をもって自己を律していくことが求められます。それによって一つひとつの活動について透明性を確保し、必要とされる説明責任を全うすることができると考えます。

各会員企業のリーダーは、コンプライアンスの徹底が自らの役割であり責任であることを重くとらえて企業統治をすすめられていると思いますが、社員一人ひとりが深い認識と理解をもって仕事に取り組めるようさらに一層尽力していただくことを期待します。

AMDDはコンプライアンスについて、これからも常にグローバルな慣行や水準を維持し、啓発やトレーニング活動などを通じて会員企業を支援します。またAMDDとその会員企業が依拠する高い倫理基準を内外に発信し、医療産業におけるコンプライアンスの徹底に貢献していく所存です。