AMDD、Sales Woman Networkを開催
2017年8月4日
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米国医療機器・IVD工業会(AMDD)ダイバーシティワーキンググループは8月4日、東京アメリカンクラブにて、AMDD会員企業の営業部門で活躍されている女性の方々を対象とした交流会を開催しました。これは、医療機器業界初の試みとして、ワーキンググループメンバー内で最も要望の多かった「営業部門のダイバーシティ」をテーマにしたもので、会社の枠を超えて医療機器業界の営業部門における仕事のやりがいや、女性ならではの子育てと仕事の両立、キャリアアップ、業界の環境などの悩みや課題を共有しながらお互いを啓発し、業界全体のレベルアップを目的として開催されました。
AMDD役員からは加藤幸輔会長(エドワーズライフサイエンス(株)代表取締役社長)、日色保理事(ジョンソン・エンド・ジョンソン(株)代表取締役社長)が参加し、日色理事は「経営陣に対し、ぜひボトムアップで声を上げてほしい。自分のキャリアを作るのは自分なのだというオーナーシップを持ちながら、仕事を続けていただきたいと思っている」というメッセージを伝えました。
当日は会員企業のうち14社から28名の営業担当者、12社から16名のワーキンググループメンバーなどのオブザーバーが参加し、各テーブルに入ったファシリテーターのリードの下、時折加藤会長や日色理事も加わりながら、活気ある意見交換を行いました。営業職の女性たちが、現在抱える課題以上に自分たちの仕事の魅力ややりがいに対する熱意を持っていることに、改めて驚かされました。
参加者からの主なコメント
グループワークでは、以下の3つのテーマについて意見交換を行いました。代表的な意見をご紹介します。
①現在抱えている課題
- ワークライフバランス
- キャリアアップ
②営業の魅力、やりがい
- 時間のコントロールがしやすいので働き方の自由度が高い
- 頑張った分だけ評価として返ってくるので達成感がある
- 患者さん、顧客と近い位置にいるので反応がすぐに分かり、信頼関係が持てる
③今後に向けての改善点
- 男女差について
- ワークシェアリングについて
- 女性営業増加に向けた取り組みについて
女性の営業担当はまだまだ少ないため、参加者からはこのような機会を定期的に開催して欲しいという積極的な意見を早速いただきました。