AMDD、Sales Woman Network in Osakaを開催
2018年2月16日
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米国医療機器・IVD工業会(AMDD)は2月16日、業界内のダイバーシティ向上を目的にAMDDメンバー企業の営業部門で活躍している女性を対象とした2回目の交流会、“Sales Woman Network”を大阪で開催しました。当日は8社から27名の営業担当者、9社から18名のオブザーバーと多くの参加者が集まり、関心の高さがうかがえました。
初めに高槻赤十字病院消化器外科の医師、河野恵美子先生のご講演がありました。外科医としてのキャリアを積むにあたって、様々な障壁や困難を乗り越えてきたこと、女性医師への今後の支援活動、女性ならではの視点から医療機器の改良に携わっていることなどをお話しいただきました。
講演後は「現在の課題」「営業職のやりがい」「改善点の提案」の3つについてグループディスカッションを行いました。
「長時間労働で体力的にきつい」「女性営業のロールモデルがいないので、キャリアの積み方に迷う」など現場からの率直な声が上がる一方で、やりがいは十分にあり、楽しい仕事であるという前向きな姿勢も多く見受けられました。今後、女性が活躍できる環境を作るには、業界全体がこの問題に取り組み、最終的には営業だけでなく管理部門にも女性を配置する必要があるという積極的な発言が相次ぎました。
河野先生やAMDD加藤幸輔会長(エドワーズライフサイエンス(株)代表取締役社長)、AMDD内木祐介理事(ボストン・サイエンティフィック ジャパン(株)代表取締役社長)は各グループを巡回しながら、参加者のディスカッションに熱心に耳を傾けていました。