メディア・フォーラム「医療制度と医療機器の価格」を開催
2009年7月24日
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2009年7月24日、米国医療機器・IVD工業会(AMDD)は「医療制度と医療機器の価格―各国における価格差の要因を中心に―」と題したメディア・フォーラムを開催いたしました。
かねてより日本と海外では価格差があると議論をされてきた医療機器の価格について、各国間の医療機器の価格差とはどのようなもので、発生する理由は何なのか。その構造的要因を探るべく、AMDDでは、三菱総合研究所に委託をし、AMDD加盟企業12社を対象とした、日本、イギリス、フランス、ドイツとの4 カ国における医療機器の価格構造を比較する調査を行いました。
本メディア・フォーラムでは、まず保健医療システムや医療経済がご専門の産業医科大学医学部教授の松田晋哉先生より、日本・アメリカ・ヨーロッパ間での医療制度の違いや、その制度が医療機器の価格構造に与える影響について、国際比較の観点からご講演いただきました。そしてこの度実施した、医療機器の価格構造に関する国際比較調査の結果について、三菱総合研究所の研究員である柴田俊明氏よりご報告いただいた後に、AMDDの保険委員会委員長の田村誠(ボストン・サイエンティフィックジャパン株式会社)より総括を行いました。
※ AMDDより発表した「医療機器提供コストの日欧比較調査」の内容は「提言書など」よりご確認いただけます。
日時 | 2009年7月24日(金) 13時~14時半 |
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場所 | 帝国ホテル本館3階 錦の間 〒100-8558 東京都千代田区内幸町1-1-1 |
テーマ | 医療制度と医療機器の価格 ―各国における価格差の要因を中心に― 三菱総研調査:「医療機器のコスト構造に関する国際比較調査」より |
特別講演 | 「各国の医療制度における医療機器の位置づけ」 産業医科大学 公衆衛生学 教授 松田 晋哉 氏 |
調査報告 | 「医療機器のコスト構造に関する国際比較調査の結果報告」 株式会社三菱総合研究所 研究員 柴田 俊夫 氏 |