AMDD、医機連共同記者説明会

『新成長戦略「ライフ・イノベーションによる健康大国戦略」への要望書を内閣府・厚生労働省・経済産業省に提出』

2010年4月26日、米国医療機器・IVD工業会(AMDD)と日本医療機器産業連合会(医機連)は共同で、記者説明会を開催いたしました。

医療機器の研究開発と実用化において企業の役割は大きく、臨床現場の着想や工夫を、迅速に製品に反映させ、医療現場に提供してきました。新成長戦略において医療機器産業をさらに成長させるためには、この医療機器を生み出すプロセスを円滑に行えるよう、規制や現行制度の見直し及び再検討が必要と考えます。

医療機器産業のあるべき姿は、「医療現場のニーズに基づく新しい製品を絶え間なくスピーディに医療現場に届ける」ことです。医療機器市場の成長力は高いと考えられていますが、現在のわが国の医療機器産業は国内外より閉塞感と停滞感を指摘されています。上記のことから産業の成長と国際競争力強化に向け、諸規制改革は重要課題です。また、医療を産業と捉えた積極的な投資も重要課題として実行していくべきです。

このような観点から、AMDD、医機連、および欧州ビジネス協会(EBC)は共同で、2010年4月26日に内閣府・厚生労働省・経済産業省へ提言・要望書『新成長戦略「ライフ・イノベーションによる健康大国戦略」策定に向けた医療機器産業界からの提言』を提出いたしました。

この提言書には、医療機器産業の成長に向けた規制、制度の見直しや弾力的運用についての、医療機器業界による提言・要望が盛り込まれており、同日に開催した記者説明会において詳細な内容を説明いたしました。

※AMDD、医機連、EBCが提出した提言・要望書『新成長戦略「ライフ・イノベーションによる健康大国戦略」策定に向けた医療機器産業界からの提言』の内容は「提言書など」よりご確認いただけます。