一般社団法人 米国医療機器・IVD工業会

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団体活動報告

AMDD、第4回賀詞交歓会を開催

2013年1月18日

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米国医療機器・IVD工業会(AMDD)は2013年1月18日、帝国ホテルで第4回新年賀詞交歓会を開催しました。島田隆AMDD会長(日本メドトロニック㈱代表取締役社長)による開会の挨拶には、前年12月に発足した安倍新政権への期待が込められ、「薬事法改正も章立てを変える方向へつながると期待している。PMDAの方々にも新製品の承認について日々ご協力いただいており、より革新的で新しい製品・治療法を日本の患者さんにお届けするというAMDDミッションの下、みんなで力を合わせて今年1年努力したい」と抱負を語りました。

続いて厚生労働省厚生労働審議官の大谷泰夫氏が登壇し、「本年は薬事法や診療報酬など様々な制度の改正予定があり、医療機器を取り巻く環境が大きく変わるだろう。また今後は医療機器の開発、速やかな治験の実施、薬事承認の迅速な取得、適正な保険の適用など日本市場への早期導入を進めていきたい。そのためにも業界の皆様のお力添えを期待している」と、祝辞を述べました。

次に、米国大使館商務担当公使のアンドリュー・ワイレガラ氏は、AMDDはまだ設立から4年しか経っていないにもかかわらず医療機器業界において重要な仕事を担当する中心組織となっていることに触れ、「この業界は社会をより健康にするだけでなくイノベーションをもたらし、経済成長を生み出す力も備えている。これまで以上にAMDDとしての価値を発揮していただき、メンバー企業の皆様にもますますの活躍を期待している」と話しました。

最後に、日本医療器材工業会会長の中尾浩治氏(テルモ㈱会長)は、今年の注目する点として薬事法改正、イノベーションに対する適切な評価、税制の3点を挙げ、「医療機器への評価自体がまだまだ少ない中で、これから一般の方にも大事なテクノロジーなのだということを浸透させていく必要がある」と述べました。

島田隆AMDD会長
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