「医療機器法」の成立を寿ぐ AMDD第5回賀詞交歓会開催
2014年1月17日
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2014年1月17日に開催された米国医療機器・IVD工業会(AMDD)の賀詞交歓会では、島田隆会長(日本メドトロニック㈱代表取締役社長)による新年の挨拶を始め、続く登壇者のスピーチはいずれも、昨年11月に成立した「医薬品医療機器等法」が話題の中心となりました。島田会長は、2013年を実りある一年と評価した上で、今後法律の施行に向けて中味を検討していくために、より一層の努力と関係者の協力が求められると挨拶しました。
来賓挨拶では、厚生労働大臣政務官の赤石清美氏が、2014年は診療報酬改定の年であることにも触れ、医療機器の革新性や機能区分の特例などを踏まえた改定となるよう、中医協でも議論が重ねられていると述べました。米国大使館商務担当公使のアンドリュー・ワイレガラ氏は今回の「医薬品医療機器等法」を米国の独立に例えながら祝辞を述べ、また在日米国商工会議所(ACCJ)専務理事のサミュエル・キダー氏は、今年はTPPや経済等、様々な方面でポジティブな1年になることが予想され、一層の日米間での協力の必要性を強調しました。日本医療機器産業連合会会長の中尾浩治氏は医機連・AMDD・EBCの連携によって業界全体をさらに盛り上げていきたいと抱負を述べ、最後に日本医療機器工業会理事長の松本謙一氏の乾杯の音頭により、2014年新春を寿ぎ、各界の来賓とともに賀詞の交歓が行われました。