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メディアイベント

第17回メディアレクチャー感染防止対策により患者と医療従事者双方の安全を守るために

2010年9月1日

キーワード

医療関連感染予防と先進医療技術
感染防止対策により患者と医療従事者双方の安全を守るために
~包括的な感染防止対策による医療安全の向上を目指して~

近年、院内感染など医療関連感染(HAI)は医療の現場において世界的に非常に重要な問題となっています。世界保健機構(WHO)は、HAIを予防可能な罹病・死亡の代表的な原因として、また予防措置への投資が公衆衛生に顕著なコスト削減効果をもたらす分野であると認定しています。またアジア太平洋経済協力会議(APEC)でも、感染症対策が主要議題の一つに挙げられるなど、HAIの予防強化を目的とした政策の実施が世界各国の重要な政策課題となっています。

しかし日本では、疾患の早期発見・治療および健康に重点を置いた予防医療への資本投入は徐々に増えつつありますが、こうした取り組みと並行して重要な、医療現場における感染からの安全対策を強化する包括的ガイドラインや法令の整備が進んでいないのが実情です。

この度のメディアイベントでは、講演Ⅰとして、東京医科大学微生物学講座主任教授の松本哲哉先生より、医療現場で大きな問題となっている耐性菌とその対策についてお話いただきました。そして講演Ⅱでは、労働科学研究所副所長の吉川徹先生より、世界的に問題となっている針刺し損傷など医療現場での安全対策についてお話いただきました。また当日は、AMDDより「感染予防による医療安全に向けての提案」を配布いたしました。

※ AMDDより発表した「感染予防による医療安全に向けての提案」の内容は「提言書など」よりご確認いただけます。

日時 2010年9月29日(水)14時00分~15時45分
テーマ 医療関連感染予防と先進医療技術
感染防止対策により患者と医療従事者双方の安全を守るために
~包括的な感染防止対策による医療安全の向上を目指して~
講演Ⅰ 「耐性菌を取り巻く状況と今後の対策について」
松本 哲哉 氏 (東京医科大学微生物学講座主任教授)
講演Ⅱ 「針刺し損傷予防技術の国際動向と医療職場の職業感染対策の進展」
吉川 徹 氏 (労働科学研究所副所長)
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