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メディアイベント

第19回メディアレクチャー医療安全問題 医療機器における保守点検の現状と課題

2011年2月1日

キーワード

医療安全問題
医療機器における保守点検の現状と課題
~技師、病院経営者、学術の視点から、今後の保守点検のあり方について考える~

自動車の車検と同様に、画像診断に用いられる放射線機器などの特定保守管理医療機器には定期的な保守点検が医療法で義務付けられています。しかし、医療施設によっては保守点検に関する費用や人材が不足している場合もあり、十分な保守点検が実施できていないという問題があります。医療機器の保守点検が遵守されない場合、生産性の低下や故障率の上昇を招くだけでなく、医療事故に繋がる恐れもあり、行政、医療施設、医療機器販売業者といった、関係各方面での努力が求められています。

今回のレクチャーでは、医療法で義務付けられている医療機器の保守点検の現状と課題を様々な立場の先生よりご紹介いただき、今後の保守点検のあり方について議論いただきました。

講演Ⅰでは、日本放射線技師会理事の北村義明先生より、保守点検を実際に行う技師の立場より、保守点検の現状についてお話いただきました。また講演Ⅱでは、医療機器の保守点検に関する研究を行っている防衛医科大学校副校長の菊地眞先生より、法的制度の問題点や今後の課題についてお話をいただきました。さらに講演Ⅲでは、亀田総合病院の亀田隆明理事長より、保守点検の先駆者である亀田総合病院の取り組みと、その取り組みから見えてきた課題についてお話いただきました。

日時 2011年2月17日(木)14時00分~16時00分
テーマ

医療安全問題
医療機器における保守点検の現状と課題
~技師、病院経営者、学術の視点から、今後の保守点検のあり方について考える~

講演Ⅰ 「医療機器の適切な管理について~診療放射線技師の立場から~」
北村 善明 氏 (社団法人日本放射線技師会 理事・中央社会保険医療協議会 専門委員)
講演Ⅱ 「医療機器の保守点検に関する研究から見えてきた現在の課題」
菊地 眞 氏 (防衛医科大学校 副校長 ・ 医用工学講座 教授)
講演Ⅲ 「我が国の医療における医療機器 ~開発、生産体制から保守、安全管理に至る問題点~」
亀田 隆明 氏 (医療法人鉄蕉会 亀田総合病院 理事長)
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