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メディアイベント

第24回メディアレクチャー「医療従事者の安全を守る」レクチャーシリーズ 第1回

2014年8月1日

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「医療従事者の安全を守る」レクチャーシリーズ 第1回
~抗がん剤使用に潜む医療従事者の発がん・不妊の危険性~

米国医療機器・IVD工業会(AMDD)は8月28日、東京・丸の内の丸ビルコンファレンススクエアで第24回メディアレクチャーを開催しました。

日本では、抗がん剤、放射線、血液などを扱う医療従事者の安全への意識が低く、海外に比べて法整備などの対策が遅れているために看護師や薬剤師が危険に曝されているという現状を受け、本レクチャーは「医療従事者の安全を守る」シリーズの第1回目として、抗がん剤使用に潜む医療従事者の発がん・不妊の危険性を取り上げました。

講演Ⅰでは、ベルギーからお迎えしたゲント大学病院中央薬局 病院薬剤師で元・国際がん薬剤学会会長であるヨハン・バンデンブルック先生より、医療従事者に危険を与える可能性のある“ハザーダスドラッグ”のリスクと、「ヒエラルキーコントロール」と呼ばれる安全性を確保するための基準についてお話しいただきました。

続いて、講演Ⅱでは、独立行政法人労働安全衛生総合研究所 研究企画調整部 首席研究員の甲田茂樹先生より、日本におけるハザーダスドラッグ等の取扱いをめぐる現状と課題について、2014年5月に厚生労働省から発出された通知「発がん性等を有する化学物質を含有する抗がん剤等に対するばく露防止対策について」の解説も交えながらお話しいただきました。

また開会に際しては、AMDDを代表して理事のジョン・ハリスが挨拶を述べました。

 

日時 2014年8月28日(木)14:30~16:00
テーマ 抗がん剤使用に潜む医療従事者の発がん・不妊の危険性
講演Ⅰ 「ハザーダス・ドラッグのリスクと安全な取り扱いを理解する
~グローバルスタンダードとヒエラルキーコントロール~」
ヨハン・バンデンブルック 氏
ゲント大学病院中央薬局病院薬剤師
元・国際がん薬剤学会会長
講演Ⅱ 「日本における抗がん剤等取り扱いをめぐる労働安全衛生の現状と課題」
甲田 茂樹 氏
独立行政法人労働安全衛生総合研究所研究企画調整部
(併)有害性評価研究グループ首席研究員
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