『出会えてよかった!Ⅲ 先進医療技術を選んだ患者さんたちのエッセー集・第3集』を刊行
2020年1月10日
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先進医療技術の恩恵を受けた患者さんたちのエッセー14篇を収録
一般社団法人 米国医療機器・IVD工業会(所在地:東京都中野区、会長:加藤幸輔、以下AMDD)は、今年度団体設立10周年を迎えたことを記念し、先進医療技術による治療や検査によって、救命や生活の質(QOL)の向上などの恩恵を受けられた患者さんたちのエッセーを収録した『出会えてよかった!Ⅲ 先進医療技術を選んだ患者さんたちのエッセー集・第3集』を刊行いたしました。
エッセー集『出会えてよかった!』は先進医療技術の価値およびAMDD会員企業の日本の医療への貢献について理解を促すべく、2009年に第1集、2014年に第2集が刊行されました。第1集の刊行から10年が経ち、この間に医療機器や体外診断用医薬品(IVD)などの先進医療技術は小型化、手術手技の発達、ICTなどテクノロジーの活用が進み大幅な進化を遂げてきました。患者さんの声をより多くの方にお届けし、先進医療技術への理解を深めて頂くことにより、生きがいをもって健康長寿に日々を過ごす方がますます増えることを期待し、第3集の刊行が実現いたしました。
本エッセー集では第1集・第2集で紹介されなかった新しい技術や分野はもちろん、過去紹介された技術のこの10年での進歩に焦点を当てています。本書は近藤達也先生(Medical Excellence Japan理事長/医薬品医療機器総合機構(PMDA)名誉理事長)に監修頂き、様々な病気・状態に直面しながらも治療や検査によって改善・克服に至った患者さんの体験談と主治医の先生からのコメント、そして使用された医療技術の紹介コラムで構成されています。また、一般の患者さんの体験談に加え、テレビ番組の企画で受診した心臓ドックで冠動脈狭窄がみつかり、ステント治療を受けられた関根勤さんに診断を受け手術に至るまでの心境と術後の生活について伺ったインタビューを収録しています。
エッセー集の目次や詳しい仕様は下記をご覧ください。
私たちAMDDは、今後も、日本政府や学会、関係業界団体と協力し、また米国政府ならびに米国に本部のある先進医療技術工業会(AdvaMed)との連携を保ちながら、日本の医療の発展に貢献すべく活動を進めてまいります。今後とも私どもの活動により一層のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
<エッセー集 内容目次>
タイトル:『出会えてよかった!Ⅲ 先進医療技術を選んだ患者さんたちのエッセー集・第3集』
- 第1章 神経の病気 ~本態性振戦~
- 第2章 心臓・血管の病気 ~徐脈、大動脈弁閉鎖不全症、僧帽弁逆流症、胸部大動脈瘤~
- 第3章 腎臓・内分泌の病気 ~慢性腎炎、1型糖尿病~
- 第4章 がん ~前立腺癌~
- 第5章 骨・関節の病気・けが ~脊柱側弯症、股関節唇損傷、変形性膝関節症~
- 第6章 睡眠の病気 ~睡眠時無呼吸症候群~
- 第7章 新生児医療 ~超低出生体重児~
- 第8章 検査 ~ポケットサイズの超音波診断装置~
- 特別インタビュー 「番組で冠動脈狭窄を発見され、九死に一生」 関根勤さん
<印刷仕様>
- 部数:3000部
- サイズ:A5版
- 頁数:148ページ
- 非売品