一般社団法人 米国医療機器・IVD工業会

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米国医療機器・IVD工業会

医療技術・IVDの変遷

認知症を診る

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高齢化が急速に進む中、認知症の発症は増加の一途をたどっており、患者数は2 0 0 5 年の約200万人から2035年までには倍増すると言われています。

認知症は自分で気づくことが難しい病気ですので、早期発見に向けた社会全体での取り組みが重要になってきます。

現在、全世界でアルツハイマー(AD)の診断方法の標準化を目的としたADNIプロジェクトが進んでおり、MRやFDG-PET(陽電子撮像装置)が認知症を早期発見することができる画像診断機器として研究が進められています。さらにGEヘルスケア(米国)ではPIBと呼ばれる認知症の検出に有効な薬剤を学術機関と共同開発しています。徐々に治療薬の開発も進んできており、近い将来認知症に至る前段階で早期発見し、進行を抑え、治療ができるようになることが期待されています。

文責:GEヘルスケア 小林

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