一般社団法人 米国医療機器・IVD工業会

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米国医療機器・IVD工業会

患者団体

医師と患者はパートナー 眼科医療の向上と眼病理解のために

2009年2月1日

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眼科友の会

「眼科友の会」は1974年11月、「医師と患者はパートナーである」をモットーとして発足しました。

病院には大勢の患者さんが訪れるため、一人あたりの診察時間が極端に短くなり、患者側には短い診察に対する不満や物足りなさが残ります。
このような状況を解消するため、ある病院の眼科医の先生方が患者さんの要望に応えて、時間外に白衣を脱ぎ患者さんと対等の立場で話し合う場を作ってくださったのが始まりです。

それ以来35年間、「眼科友の会」はボランティア団体として脈々と続いています。会員たちが貴重な経験を話し合ったり相談に応じたりして、信頼できる顧問医の指導を受けながら眼病の予防や再発防止と快復促進に努めています。白内障や緑内障のほか眼病全般にわたり、会員に適切なアドバイスをして病苦から救われることを目標に活動しているのです。

会員の交流の場は、年に3回のセミナー開催と3回の会報誌発行、顧問医を囲んでの懇親会や一泊研修会、そのほか勉強会なども定期的に開いて会員同士の連帯を図り、情報交換をしています。

近年の医療技術の目覚ましい進歩、医療機器の発展によって助けられた会員の喜びの声を数多く聞きますが、それでもまだ多くの患者さんが失明の恐怖に日夜悩まされており、医療技術の更なる進歩・開発を切望しています。なお、現在は健康な目と思っていらっしゃる方々も、年に一度は定期検診を受け、早期発見・早期治療を心がけていただきたいと思います。早期発見が失明を防ぐ最良の治療だと考えます。平素より定期検診などで信頼の置ける医師とのつながりを持ち、自分自身の目の状態をよく把握して、晩年に備えることはとても大切です。また、受診時は大勢の患者さんが待っていることを忘れず、質問内容はあらかじめメモにしておきましょう。

今後も医師からの要望を患者さんに、患者さんの要望を医師に正確に伝えて、相互理解がスムーズに進むように努めていきたいと考えています。

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