一般社団法人 米国医療機器・IVD工業会

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報道・医療関係者

国民の健康水準向上と医療産業の発展のために

2009年9月1日

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池田 千絵子 氏
厚生労働省医政局経済課 医療機器政策室長

 

このたび厚生労働省の医療機器政策室長を拝命いたしました池田千絵子です。

米国医療機器・IVD工業会の皆様方におかれましては、日頃より厚生労働行政の推進にご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。

医療機器には、メスや縫合糸、ペースメーカーや人工心臓、CT、MRIなどの大型機器までさまざまなものがあり、そのいずれもが今日の医療現場になくてはならないものになっています。

近年、医療技術の進歩はめざましく、腹腔鏡下手術や経皮的冠動脈形成術などにより、低侵襲な治療が可能となってきておりますが、これらはすべて、用いられる 医療機器の開発によって成り立っています。そのため医療機器の改良・改善の取り組みや革新的な機能を有する機器の開発は、我が国だけでなく世界中の人々の健康水準の向上に重要な役割を果たしてきていると考えています。

これまでも厚生労働省では、医療機器審査迅速化アクションプログラムの策定や、イノベーションをより適切に評価するための診療報酬上の取り組みなどを行ってきました。さらに「より優れた」「より安全性の高い」 「より侵襲性の低い」医療機器が開発され、医療現場へ迅速に安定して供給が行われるためには、研究開発から、薬事審査、市場導入、医療現場での適正使用まで、幅広い取り組みが必要です。

昨年、こうした医療機器のライフサイクル全体をとらえた「新医療機器・医療技術産業ビジョン」を策定しましたが、これまでの取り組みを踏まえた上で、微力ながら、できる限りの努力をしていきたいと考えております。

今後も皆様方のご理解とご協力を賜ることができれば幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます。

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