一般社団法人 米国医療機器・IVD工業会

AMDD logo

一般社団法人
米国医療機器・IVD工業会

報道・医療関係者

10周年を祝い次なる10年を想う ―「ワクワク感」のあるヘルスケア産業を目指して―

2019年12月1日

キーワード

松本 謙一 氏
一般社団法人
日本医療機器産業連合会 会長

はじめに

先ずは、貴AMDDの設立10周年を心からお祝い申し上げると共に、次なる10年も政治・経済・社会など世界中が激動に揺れる時代にあって、更に「ワクワク感」のある医療産業の一翼を担っていかれる事を祈念いたします。

光陰矢の如し

時の経つのは早いものです。最近の「高速ネット通信」一つをとっても、あっという間に「5G」の世界に突入すると共に、医療の世界でも「オンライン在宅医療」「遠隔診断・治療」など、次なる10年は過去の20年、30年の技術進歩にも等しい、否、それを上回るスピードで変革を遂げていくことを想うと、まさに「国境や大陸の壁」を乗り越えた「医療のグローバル化時代」に私達も共にチャレンジしていかなければならないと思います。

イノベイティブな製品開発

「AIを活用した製品開発」「再生医療・細胞医療の産業化」等々、関連キーワードを列挙しただけでも今後のヘルスケア産業には「夢」があります。その反面、当然のことながら、そこには新たに生じる「コンプライアンス・規制」といった課題もクリアしなければならないし、社会保障費や国家医療費といった国家財政にも影響する問題も出てきましょう。しかし私共には「未来」を考える義務もあります。

未来のために、今を生きる

去る5月末に急逝された有名な外科医・故北島政樹先生は2000年にはアジアで初めて「ダビンチ」を導入されるなど、先がけて患者に負担の少ない「低侵襲手術」にもチャレンジされてこられましたが、同先生の信条は「今のために 今を生きる」のではなく「未来のために 今を生きるのだ」でした。

結びに

そうした明るい「夢」の実現の為にも、私共も貴AMDDと今後とも手を携えて努力をしていきたいと考えております。

松本 謙一 氏
医療技術・IVDをめぐる声一覧に戻る
pagetop