第18回メディアレクチャー世界標準の治療技術による患者QOLの向上
2010年11月1日
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世界標準の治療技術による患者QOLの向上
~最新のレーザー技術による前立腺肥大症治療と角膜移植~
人工の光であるレーザーが医療分野で応用されて約半世紀。その技術は脳、眼、皮膚、消化器、そして泌尿器にいたるまで、体の様々な部位の疾患の診断/治療に活用されています。
必要最小限の部位への照射ができるレーザーは、低侵襲、かつ副反応や合併症の可能性が少ない診断/治療を可能とします。入院期間の短縮や早期の社会復帰という点からも、患者QOLの向上に大きく貢献する技術として、医用レーザー機器の開発、そして臨床分野での応用は、世界的にも期待を集めています。
今回のレクチャーでは、その実例として前立腺肥大症と角膜移植についてご紹介いたしました。講演Ⅰでは、仙塩総合病院泌尿器科副部長の中野磨先生より、前立腺肥大症治療における最新のレーザー技術の貢献についてお話いただきました。そして講演Ⅱでは、京都府立医科大学眼科学教室教授の木下茂先生より、眼科領域における最新のレーザー技術についてお話いただきました。
日時 | 2010年11月16日(火)14時00分~15時30分 |
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テーマ | 世界標準の治療技術による患者QOLの向上 ~最新のレーザー技術による前立腺肥大症治療と角膜移植~ |
講演Ⅰ | 「QOLを重視した前立腺肥大症治療~安全・治療効果の高いレーザーを用いた 外科的低侵襲治療耐性菌を取り巻く状況と今後の対策について」 中野 磨 氏 (仙塩総合病院泌尿器科副部長) |
講演Ⅱ | 「角膜移植におけるレーザー治療最前線」 木下 茂 氏 (京都府立医科大学眼科学教室教授) |