第20回メディアレクチャー白血病における最先端の診断と治療
2011年7月1日
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白血病における最先端の診断と治療
~白血病患者を救う先進医療技術の進化と展望~
日本に25,000人以上の患者さんがいると言われている白血病は、かつては不治の病と考えられていました。しかし現在では、研究、医療技術の進歩に伴い、より確実な病状の診断、治療、そして正確な経過観察(再発の診断)が可能になり、病気の進行を抑制するだけでなく、完全寛解、さらには治癒が期待できるようになりました。近年普及している治療法「末梢血幹細胞移植」においては、ドナーの条件が厳しいことや、欧米諸国で使用可能な医療技術が国内で使えないことなど、まだまだ課題も残っていますが、昨年10月に非血縁者間の移植が可能となり、今後、白血病患者さんの治療の幅が広がっていくことが期待されます。
今回のレクチャーでは、白血病の診断、治療、そして経過観察(再発の診断)など、白血病治療の様々な面で貢献する先進医療技術の役割、そして今後の白血病治療への期待と課題についてご紹介いただきました。
講演Ⅰでは、東京大学医科学研究所 幹細胞治療研究センター特任准教授の渡辺信和先生より、白血病の診断技術の進化と今後の展望についてお話いただきました。また講演Ⅱでは、慶應義塾大学医学部 内科学教授・血液内科 診療科部長の岡本真一郎先生より、最新の白血病治療と今後の課題についてお話いただきました。
日時 | 2011年7月14日(木)14:00~15:30 |
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テーマ |
白血病における最先端の診断と治療 |
講演Ⅰ | 「白血病診断技術の進化と今後の展望」 渡辺 信和 氏 (東京大学医科学研究所 幹細胞治療研究センター 特任准教授) |
講演Ⅱ | 「白血病治療の進歩と課題-治癒の可能性の拡大とその質の向上-」 岡本 真一郎 氏 (慶應義塾大学医学部 内科学教授・血液内科 診療科部長) |