第26回メディアレクチャー 医療現場における放射線の影響と最新技術による被ばく量低減策
2016年7月1日
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米国医療機器・IVD工業会(AMDD)は7月21日、都内で第26回メディアレクチャーを開催しました。今回は「『医療従事者の安全を守る』レクチャーシリーズ第2回 医療現場における放射線の影響と最新技術による被ばく量低減策」と題し、放射線を扱う医療従事者の職業被ばくに関し、3名のドクターにご講演いただきました。
最初に、杏林大学医学部放射線医学教室主任教授 似鳥俊明先生に、放射線の歴史・概論とともに、最新の放射線被ばくの防護技術についてご講演いただきました。(ご講演の要旨はこちら)
次に、長崎大学病院救急救命センター外傷センター講師 宮本俊之先生より、整形外科での放射線照射の実態と、医師も被ばくしていることを認識する必要性についてご講演いただきました。(ご講演の要旨はこちら)
最後に、産業医科大学放射線健康医学准教授 盛武敬先生より、医師による放射線量の把握と、線量管理の必要性について、また若手への教育が必須であるとお話いただきました。(ご講演の要旨はこちら)
開会に際しては、AMDDを代表して理事のウィリアム・フィリップスが挨拶を述べました。
日時 | 2016年7月21日(木)14:00~15:30 |
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テーマ | 「医療従事者の安全を守る」レクチャーシリーズ第2回 医療現場における放射線の影響と最新技術による被ばく量低減策 |
講演I | 「放射線被ばくの現状と課題、および循環器領域における新技術」 似鳥 俊明 先生 (杏林大学医学部 放射線医学教室 主任教授) |
講演II | 整形外科における被ばくリスクと最新技術」 宮本 俊之 先生 (長崎大学病院 救命救急センター 外傷センター 講師) |
講演III | 「血管内治療における医療被ばくの測定と防護」 盛武 敬 先生 (産業医科大学 放射線健康医学 准教授) |
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